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FPGAボードの仕様

ボードの構成

本演習で使うのは,三菱電機マイコン機器ソフトウエア社http://www.mms.co.jp/製のPower Medusa MU200-EC6Sである.配置は以下のようになっている.

FPGAとしては, Altera社のCycloneが搭載されている. Cycloneは大規模であるが安価なFPGAで,デジタルビデオカメラやプラズマディスプレイ等の民生品にも多数搭載されている.

今回は, SUNのワークステーションを使用する関係上,ボードには,マスタブラスタと呼ばれるシリアル, USBをサポートした書き込み器を用いるが,パソコンを用いる場合はパラレルケーブルを接続すれば良い.

ボードピン接続表

各スイッチ, LED(発光ダイオード)は表[ボードピン接続表(その1)], 表[ボードピン接続表(その2)]の通りボードに接続されている.また,今回演習で使用するマスターブラスタからのケーブルは,ボード本体から延びているケーブルと図[ケーブルの接続(それぞれ赤いケーブルが同じ向きになるように接続する.) ]の通り,それぞれの赤いケーブルが同じ向きになるように接続する.

ボードピン接続表(その1)
ピン番号 入力名 ピン番号 入力名 ピン番号 入力名
28 CLK 7セグメントA 7セグメントE
240 RST 133 A0 87 E0
プッシュスイッチ 134 A1 88 E1
2 A0 135 A2 93 E2
3 A1 136 A3 94 E3
4 A2 137 A4 95 E4
5 A3 138 A5 98 E5
6 A4 139 A6 99 E6
7 B0 140 A7 100 E7
8 B1 7セグメントB 7セグメントF
11 B2 123 B0 77 F0
12 B3 124 B1 78 F1
13 B4 125 B2 79 F2
14 C0 126 B3 82 F3
15 C1 127 B4 83 F4
16 C2 128 B5 84 F5
17 C3 131 B6 85 F6
18 C4 132 B7 86 F7
ボードピン接続表(その2)
ピン番号 入力名 ピン番号 入力名 ピン番号 入力名
プッシュスイッチ 7セグメントC 7セグメントG
19 D0 115 C0 65 G0
20 D1 116 C1 66 G1
21 D2 117 C2 67 G2
23 D3 118 C3 68 G3
41 D4 119 C4 73 G4
LED 120 C5 74 G5
47 LED-0 121 C6 75 G6
48 LED-1 122 C7 76 G7
49 LED-2 7セグメントD 7セグメントH
50 LED-3 101 D0 57 H0
53 LED-4 104 D1 58 H1
54 LED-5 105 D2 59 H2
55 LED-6 106 D3 60 H3
56 LED-7 107 D4 61 H4
108 D5 62 H5
113 D6 63 H6
114 D7 64 H7
FPGAボードの構成
ケーブルの接続(それぞれ赤いケーブルが同じ向きになるように接続する.)

7セグメントLED

7セグメントLEDの各セグメントはFPGAの出力に接続されている.出力を1にするとLEDが点灯する. LEDの各セグメントの英字による表示を図[7セグメントLED]に示す.

7セグメントLED

クロック周波数

左下のロータリースイッチでFPGAに供給するクロックを設定する.ロータリースイッチの設定値によるクロック周波数は, 表[ロータリスイッチ設定によるクロック周波数]の通りである.☆の場合には, SW26(1クロックスイッチ)からクロックを供給します.

ロータリスイッチ設定によるクロック周波数
0 1 2 3 4 5 6 7
周波数 40MHz 20MHz 10MHz 5MHz 1.25MHz 3125kHz 78.1kHz 19.5kHz
8 9 A B C D E F
周波数 9.8kHz 4.9kHz 2.44kHz 1.22kHz 610Hz 305Hz 1.0Hz

プッシュスイッチ

教科書の演習ではプッシュスイッチを電卓のキーとして用いる.その配置は図[プッシュボタンの配置]のようにする.

プッシュボタンの配置

注意点

  1. プッシュスイッチは押さないと1が,押すと0が出力される.