第6回ソフトエラー(などの半導体の放射線効果)勉強会(ソフトエラーワークショップ)
ソフトエラーなどの半導体における放射線効果を研究している企業/公機関/大学の研究者によるワークショップを表記の通り開催致します.ソフトエラーの評価方法,国際標準,海外の動向,国内の研究内容などソフトエラーに関する招待講演とポスター発表を一度に聴講できる機会ですので,ぜひともご参加をお願い致します.ポスター発表もお待ちしております.
ソフトエラー測定方法の標準化を目的の1つとしたQiSS (安心・安全・スマートな長寿社会実現のための高度な量子アプリケーション技術の創出のためのコンソーシアム)
が2017年10月より立ち上がりました.詳細はこちらをご覧ください.
- 目的:
- 国内のソフトエラーなどの半導体における放射線効果に関する研究者間の情報交換, 懇親.
- 日時
- 2018年8月23日(木) 13:20 - 8月24日(金) 11:30
- 会場
- 九州大学筑紫キャンパス (会場マップ,JR博多駅より約30分,アクセス方法)
- 講演会とポスター
- 総合研究棟(C-CUBE棟)3階 303室 Google Map (筑紫ホールのある棟です)
- ナイトセッション
- 食堂「ぞんね」Google Map
- 参加費
- 社会人4000円,学生1000円. 当日現金にて徴収致します.お釣りの無いようにご準備いただければ幸いです.2日目のみの参加の方は,参加費は不要です.
- ドレスコード
- 平服で結構です.
参加・ポスター発表申し込み
30名以上の申し込みがあり,好評のうちに締め切らせていただきました.
最終プログラム(2018/08/10版) 8/24の開始時間が変更になっております.
8/23 (木)
セッション 1 座長 小林和淑(京都工芸繊維大学)
13:20-13:30 オープニング
13:30-14:10 講演1 「組み込みPCのソフトエラー実測評価 (Neutron Irradiation to Embedded Computer)」 小林 和淑(京都工芸繊維大学)
14:10-14:50 講演2 「最近のPHITS機能開発とソフトエラー研究への応用」 安部 晋一郎(JAEA)
14:50-15:20 休憩/展示
セッション 2 座長 熊代成孝(京都工芸繊維大学)
15:20-16:00 講演3 「パワーデバイスのシングルイベント効果」 織田 哲男(日立パワーデバイス)
16:00-16:40 講演4 「素粒子実験における放射線影響の研究について」 中沢 遊 (大阪大学)
16:40-17:00 休憩
17:00-18:30 ポスタープレゼン(2分/人)+ポスターセッション/展示
18:30-20:00 ナイトセッション (食堂「ぞんね」)
(2次会以降は博多駅周辺に移動致します)
8/24 (金)
セッション 3 座長 安部 晋一郎(JAEA)
9:00-9:30 「QiSS紹介」 橋本 昌宜 (大阪大学)
9:30-10:10 講演5 「先端SOI SRAMに出現した新しいソフトエラー現象:その発見と理解」 小林 大輔 (JAXA)
10:10-10:30 休憩
セッション 4 座長 加藤 貴志(ソシオネクスト)
10:30-11:10 講演6 「Characterization of 65-nm bulk SRAM using muon, spallation and
quasi-monoenergetic neutron sources」 廖 望(Liao Wang) (大阪大学)
11:10-11:30 クロージング
講演時間は一部を除き 40分です.発表30分,質疑応答10分程度でお願い致します.
講演スライド
こちらよりダウンロードください.順次アップロード致します.
展示
ポスター
- "マルチビットアップセット耐性を有するラッチへの放射線照射実験の準備",
難波一輝, 堀田 奈央, 山本 雄太 (千葉大学)
- "宇宙機用FPGAに搭載する耐ソフトエラーフリップフロップの実測評価",
附田 悠人 (京都工芸繊維大学)
- "遅延を抑えたスタック構造によるSOIプロセス向け耐ソフトエラーFFの提案および実測評価",
榎原光則 (京都工芸繊維大学)
- "RCNP-MuSICにおけるミューオン誘起SEU断面積測定",
真鍋征也 (九州大学)
- "Investigation of Environmental Cosmic-ray muon spectrum in Low Energy Region for Soft Error Estimation",
佐藤光流 (九州大学)
- 既発表のものでも構いません.
- 84cmx高さ168cmのポスターボードを準備します. 8/23の休憩中にポスターを貼付願います.
- ポスター発表は「特許(いわゆる30条)」の新規性喪失の例外には適用されないこととします. 特許出願を予定されている場合は, 事前に出願を済ませておいてください.
過去の開催プログラム等はこちらをご覧ください.
主催: 京都工芸繊維大学電子システム工学専攻 小林研究室
協力: 九州大学大学院総合理工学府 渡辺研究室